Ink Products インキ製品

安全を取り巻く環境

UVインキは多用途に使用されており、食品包装用途などの安全性を求められる用途でも使用されています。近年、UVインキ成分(主には開始剤)の移行問題が注目される様になっており、安全性の高いUVインキが要望されています。乳容器・機器協会の様に、自主規制を設定する業界も出てくるなど、特別な対応が必要なケースも出てきています。

低マイグレーション
インキとは？

UVインキは、UV照射によって瞬間硬化しますが、未反応の成分は極微量残存します。これらの未反応成分は低分子量であるため、浸透や裏移りといった形でマイグレーション(移行)する可能性があります。低マイグレーションインキでは、これらの移行の問題を考慮し、低分子量成分を極力使用しないことが必要となります。なお、『低マイグレーション』の定義は業界毎に異なりますので、お問い合わせの際には、事前に定義のご確認をお願いいたします。

T&K TOKAの取り組み

乳容器・機器協会の自主基準に対応可能な『UV SOC SAF』をラインナップしております。 『UV SOC SAF』以外にも、低マイグレーションインキの開発実績もあり、低マイグレーションインキの知見はもっております。上記のご要望がありましたら、
是非 T&K TOKA へご相談ください。